天之はゲームを語りたい

プレイしたゲームの感想を語ります。

これだけは本当に全人類にやって欲しい完璧なゲーム「グノーシア」

約30年ゲームを遊び続けてきた中で、私が一番の名作ゲームだと太鼓判を押す作品が「グノーシア」です。

はてなブログ今週のお題が「名作」ということで、なるべくネタバレには触れずに今回紹介したいと思います。

 

グノーシア - Switch

本音言うと、このブログ読む前に今すぐ買ってやって欲しいです

グノーシアとは

コロナ禍になった折、「Among us」という人狼ゲームが流行ったことを覚えている方が多いと思います。

私も知り合いのグループに入れてもらったり、オンラインでやったことがあるのですが…

人狼ゲームってそもそも複数人で遊ぶゲームなので、遊ぶ日時をあらかじめ決めておく必要があったり、ゲームの理解度が人によって差があったりと、割とハードルが高いと思うのです。

 

そんな人に特にオススメしたいのが「一人用人狼ゲーム」であるグノーシアです。

 

一人用人狼ゲーム

グノーシアは一人用ゲームなので、相手は当然CPUになるのですが、AIとは思えない程にキャラクターそれぞれに個性があるのです。

例えば、議論を論理的に進めていくのですが頭の良さを鼻にかけているせいで嫌われがちだったり、嘘を見抜くことが得意ではあるものの議論で追い詰めることが苦手だったり、ひたすら自己保身を優先する者がいたり…

 

キャラクターが個性的で、ゲーム中も性格通りに動くので、コンピューターを相手に人狼ゲームをしているような感覚は感じませんでした。

 

また、人狼ゲームが初めての人でもチュートリアルがかなりしっかり用意されています。情報が小出しにされるので理解しやすく、ほぼ初心者の私でも人狼ゲームのルールを把握することが出来ました。

人狼ゲーム経験者の方も、チュートリアルに世界観の説明が含まれているので飛ばさずしっかり読んでほしいです。

 

ゲームの展開

プレイヤーが操作する主人公は、記憶を失った状態で宇宙船に乗っており、その宇宙船に乗り合わせた乗員の中にいる「グノーシア(人狼)」を議論によってあぶり出し、排除することとなります。

何日かしてグノーシアの排除に成功が失敗すると、なんと一日目に戻ってしまうという、いわゆるループに陥っている状態であることが伝えられます。

 

このゲームの目的は、主人公と同じくループに陥っている「セツ」というキャラクターと共に、人狼ゲームを繰り返しつつループから脱出する方法を探ることとなっています。

ループごとに誰がグノーシアかは変わっているので、毎ループごとに役職の異なる人狼ゲームを楽しむことができます。

 

ループ物の創作作品って「自分は○○周した」というキャラがよくいるのですが、このゲームでは冗談抜きに100回はループすることになります。ループ1回は大体15分ほどで終わりますけどね。

 

魅力的なキャラクターたち

ループを脱出するためには乗員たちについての情報を集める必要があるのですが(何故そうなるのかは是非ゲーム内で確かめてください)キャラクター達について深く知っていくと、とても愛おしく思えてくるのです。

 

例えば、先述した「セツ」。

同じくループに巻き込まれている為、目的を同じくする相棒であり、また主人公より経験があるのでいろいろ教えてくれる頼りになる人物となります。

ただ、ゲームを進めていくと少々抜けている部分があったり、主人公に頼ってくることがあったりと、まさしく“相棒”として距離が縮まっていくこととなります。

王道ではあるとは思うのですが、私はセツが最推しです。

 

ちなみにですが、ゲームを始める際に主人公の性別を決められるのですが、あなた自身の性別を選択しておくことをオススメします。異性との特別なイベントがありますよ。

 

私がこのゲームを“完璧”と評する理由

このゲームの魅力を書いてきましたが、私がここまでこのゲームをオススメする理由としては、主軸の物語があまりにも良すぎるからです。

様々な謎が次第に明かされ、エンディングを迎えた時、こんなにもすごいゲームに出会えたことに感動すら覚えました。

 

先述した通り、性別で発生するイベントが変わるので、性別変えて合う名前に変えて二周目を遊びましたが、全てを知ってから見ると理解できるイベントが多々あります。

 

ネタバレなので言えませんが、本当にすごいゲームです。ぜひとも遊んでもらいたいです。

改善して欲しい点

本当に大好きなゲームなのですが、人狼ゲーム部分で改善して欲しい部分もあります。

  • 一日目だけ無投票を有りにして欲しい

セッションスタート時である一日目では、各々の役職の確認ぐらいしかやることがなく、グノーシアも動いていないのでほぼ情報がないので、投票先を選ぶ理由がないんですよね。

  • 複数人が確実に敵であることが確定した場合、全員を排除させてほしい

議論の中で二人以上がグノーシア側だと確定することがあるのですが、その状態でも一日に排除できるのは一人だけで、残った者は翌日まで放置されることになるのです。

例えば、グノーシアが残り二人だとして、議論の中でその二人が確定出来たとしても、排除しきるには二日必要で、無駄な犠牲者が一人出てしまうことがあるのはなんとかならなかっただろうか、と思ってしまいます。

 

ゲーム中、複数人排除と誰も排除しない、ということも起こるのでこの2点は追加して欲しいですね~。多分ないでしょうが…

 

最後に

いろいろ書いてきましたが、グノーシアというゲームは本当のホントに名作なのでぜひ遊んでもらいたいです。

YouTubeやニコニコに実況プレイ動画が投稿されていますが、見るにしても最初のループのみにしてご自身でプレイすることを強く推奨します。

 

ぜひとも、グノーシアの世界の旅を楽しんでもらいたいです。

 

 

疑うな。畏れるな。そして知れ。

全ては知る事で救われる

 

Steam

https://store.steampowered.com/app/1608290/_/

 

忙しいけど病みつきになる!「デイヴ・ザ・ダイバー」

魚獲って、海中探索して、寿司バー経営して、料理を配膳して、飲み物注いで、農作物育てて…

 

…とまぁ、やることいっぱいあるけどやってて楽しいゲーム「デイヴ・ザ・ダイバー」の感想です。(PS5でプレイしました)

デイヴ・ザ・ダイバー|オンラインコード版

 

  • 楽しかった点

まず、海に潜って魚や海藻などを採集するわけですが、持ち帰られる量には限界があるので取捨選択を迫られること。

何でもかんでも採れるよりは考える必要があるほうが個人的には面白いと思います。

 

持ち込める物が少なく、探索中に拾った道具を利用して、集めた素材で装備をアップグレードして、再び探索に向かう、というローグライトなゲームを多分初めて遊んだのですが、この辺りもかなり楽しかったです。

 

グラフィックがドット絵なのも、どこか懐かしさがありつつも非常に綺麗で、要所に挟まれるアニメーションもドット絵ながらヌルヌル動くので見てて楽しいです。

 

登場キャラクターは個性が濃い目ながらも好感が持てる人物たちでした。バンチョさんの店に行ってみたい。

 

店の宣伝として「クックスタ」というゲーム内の世界で運用されているSNSがあるのですが、店で出した料理に対する反応が投稿されていて、それを見るのもまた面白かったです。

 

 

また、ゲーム全体にいろんなパロディが仕込まれていて、なおかつしつこくない塩梅なのも良かったです。

料理対決イベントで登場する「アレックス」は、名前と髪色がストリートファイターⅢの主人公アレックスと一緒だし、服装と動きがKOF草薙京そのまんまだったので、見たときは大笑いしてしましました。

あと「毎日100回やる」というセリフを発するハゲのスタッフ「トウホク」とか。

 

  • 気になった点

このゲーム、初めての要素は基本的にチュートリアルで操作方法をしっかり教えてくれるのですが、一部操作がチュートリアルもなくぶっつけ本番で指示されることが、非常に気になりました。

 

体力が残っている魚を銛で捕まえる際、使っている銛先で要求される操作が複数種類あるにも関わらずそのチュートリアルが一切ナシ。

操作を理解するのに結構な時間を要しました。

 

料理対決イベントも、料理過程をミニゲームで行うということも一切前触れなくいきなり始まるのでびっくりしました。

 

  • 全体的な感想

チュートリアルがかゆいところに手が届かないので、ルールや操作を理解するのに若干時間がかかるものの、ゲーム自体はとても面白く非常にやりごたえのあるゲームでした。

 

Steam・スイッチ・PSハードと幅広く配信されているので、手に取りやすいと思います。

ニンテンドースイッチには体験版があり、PSハードはゲームカタログに追加されているので、気になったならとりあえず触ってみることをオススメします!

 

Steam

https://store.steampowered.com/app/1868140/_/

 

ニンテンドースイッチ

https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000060371.html

 

PlayStation Store

https://store.playstation.com/ja-jp/concept/10009413